ディスポーザー リセットボタンの確認
リセットボタンの確認方法です。
必ず、ディスポーザーの電源プラグを抜いてから作業をしてください。
また、設置されている機種によってリセットボタンの位置は異なりますので、それぞれの取扱説明書で確認をしてください。
オーバーロードスイッチ（過負荷保護装置）
ディスポーザーが動かなくなる原因のひとつがリセットボタンの作動です。
ほとんどのディスポーザーには「オーバーロードスイッチ（過負荷保護装置）」が付いています。
オーバーロードスイッチは、モータが熱を持った時に通電を強制的に遮断する装置です。
ディスポーザーが作動中に何か固いものが引っかかり回転が停止するなど、定格以上の大きな負荷がかかるとモータが発熱します。そのままの状態が続くとモータの損傷につながるため、回避するための機能としてオーバーロードスイッチがあります。
オーバーロードスイッチを正常時に戻すのが「リセットボタン」なのですが、モータが熱を持っている間はボタンを押すことが出来ないようになっています。
リセットボタンを押しても「カチッ！」という音がしない場合は、少し時間をおいてから再度ボタンを押してください。
リセットボタンを押した後も同じ症状を繰り返す場合は、ディスポーザーの処理室内部を確認し、何か嚙みこんでいないか確認し、再度リセットボタンを押してください。
ディスポーザーのモータが過熱する理由
オーバーロードスイッチが作動する原因は、ディスポーザーの処理室内部に生ごみ以外のものが混入して回転プレートの回転を妨げている場合です。
また梅干しの種や、鶏の骨といった硬いものが回転プレートと側壁面の固定歯の間に挟まってしまっている場合は、回転プレートの動きを妨げてしまう場合があります。
その時は通常よりも大きな電流が流れてモータが過熱し、オーバーロードスイッチが作動します。
その状態を解消せずリセットボタンを押しても、オーバーロードスイッチが再度作動するという状態を繰り返します。処理室内部に回転プレートの動きを妨げるものがないか確認し、取り除いてください。
ディスポーザースイッチの切り忘れでも、オーバーロードスイッチが作動します。
ディスポーザーが突然動かなくなったときは、まずは処理室内部に何かリセットボタンの確認をしてください。
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