ディスポーザーの噛み込みとは?
噛み込みとは、ディスポーザーの処理室内部にある回転プレートに、投入されたものが挟まって動かなくなる症状の事です。噛み込みが生じている場合、ディスポーザーのスイッチを入れたあと“ウーン”と唸り、“パチン!”という音とともにスイッチが切れて動かなくなります。
ディスポーザーの回転プレートがスムーズに回らないため、モータが過負荷状態となり、オーバーロードスイッチが働き、電流が遮断されることで起きる症状です。
噛み込みの解決方法
※作業する前に必ずディスポーザーの電源プラグを抜いてください。
噛み込みの症状を解消するには、ディスポーザーの処理室内部で挟まっている異物を取り除く必要があります。
イン・シンク・イレーター社ディスポーザー AC105-Bには、このような症状に対応するためのサービスレンチがあります。(ディスポーザーには、それぞれメーカー独自のレンチが付属されています。)
サービスレンチを使って、回転プレートがスムーズに動くようになるまで、左右に回します。 (動画または、取扱説明書を参照してください。)サービスレンチは、力を込めて回しても、ディスポーザーを傷めることはありません。
1回転スムーズに動くようになったら、ライトなどを使って処理室内部を確認し、異物が残っているようなら菜箸やロングリーチプライヤーなどを使って取り除きます。処理室内部に直接手を入れるような事はしないでください。
異物を取り除いた後、本体下部にあるリセットボタンを押し込みます。その後、コンセント接続、ディスポーザーの運転スイッチの順で通電させます。異音が生じることなく、正常に作動することが確認できたら完了です。
噛み込みが起きる原因
噛み込みは、生ごみ以外の異物が混入した場合に発生します。
異物を混入させること以外で発生する原因としては、「梅干しの種」や「魚の骨」、「鶏の骨」といった硬い種類のもので発生することがあります。
ディスポーザーの処理は「生ごみを砕き、すり潰す」という順番で行われます。「砕いている」途中は音が大きいですが、「すり潰す」工程では急に静かになります。
音が小さくなった=処理が終わったと思い、ディスポーザーのスイッチをOFFにしてしまい、すり潰している途中の硬いごみが回転プレートと側壁面に挟まったままになる場合があります。硬いものを投入した時は少し長目に運転しておくことが理想です。(連続投入式の場合)
ふたスイッチ式ディスポーザーはタイマー停止(30~60秒間で自動停止)する機種が多いため、硬い食材を投入するときは少量ずつ投入し、何回かに分けて処理するのが良いでしょう。
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